2010年08月10日

【鑑賞メモ】美術館ハシゴ

「森村泰昌モリエンナーレ・まねぶ美術史」@高松市美術館
【鑑賞メモ】美術館ハシゴ
美術作品との出会いが人の人生に大きな影響を与えるということが,しばしばおこります。特に,後年美術家を目指すことになった人の場合には,子供時代や学生時代に出会った美術作品からの影響は計り知れません。1951年生まれの森村泰昌もまた,若かりし頃、1960年代の日本の美術やその他の様々な当時の新しい美術の動向に触発され,制作活動に入った美術家です。森村は,画集などで新しいスタイルの表現を見つけると,いつもそのスタイルをまねて,自分自身の手になるドローイングや絵画作品を,習作として制作してきました。そしてそれら習作の数々は,大切に保管されてきました。

本展では,こうした森村作の「ものまね習作」と,そのもとになったオリジナル作品(高松市美術館コレクションによる),およびそのオリジナル作品と出会った当時の森村の想い出を語るテキストの三要素をワンブロックとし、多数のこれらの基本ブロックを年代順に追って行くことで,森村の「私的な美術史」を20世紀の「公的な美術史」と対比させる形で浮かび上がらせます。また新作として、高松市美術館所蔵の田中敦子《電気服》を題材にした作品も発表します。
(高松市美術館HPより)

名前だけを見て彼の代表作であるセルフポートレートを期待して行ったので最初は少し戸惑いました。
でも彼の、歴史というか、若かりし頃の試行錯誤の跡が見られてよかったです。「泰昌は一日にしてならず」・・なんてねニコニコ

間に昼食。美術館裏のまねきねこ家にて
【鑑賞メモ】美術館ハシゴ
たまご焼き定食。家でも作れそうなメニューだけど外で食べるとなんか嬉しい。

学生時代の友人と待ち合わせて「耀くわざと美-日本工芸のいま」@香川県立ミュージアムへ。
【鑑賞メモ】美術館ハシゴ
東京国立近代美術館工芸館が所蔵する名品から、1960年代から現代にかけての工芸の動向を紹介する展示。日常的に用いられる漆器や陶磁器などや贅を極めた調度品などを工芸品として制作者は、その美を探究し、わざを高めてきました。現代では、工芸品という枠を超え、これまで用いられてきた材料と技を駆使し、自己の表現手段として工芸素材を用いる側面も見られるようになり、多彩な作品が生まれています。本展は、そうした工芸の、現代の動向から今後の可能性をもさぐる展示となります。
(香川県HPより)


「工芸」というのでつい小さくて細やかなつくりのものを思い込んで行ったところ、デザインといい大きさといい、けっこう大胆なものが多かったです。

今回はたくさん歩くので絶対疲れると思って行きかえりはバスを使ったのですが、プリペイドカードは便利だと痛感しました。
私の場合ですが、バスで何がイヤって、小銭の用意です。
たとえば580円だとすると、財布の中に580円ぴったりって、滅多にないです。
小銭がないので信号でバスが停まったときを見計らって両替。
両替を終えた頃には信号も変わっていてバスが発進。
ヨロヨロ座席の端をつたいながら着席、財布には小銭じゃらじゃら・・・萎える。ガーン
という一連の萎えの元が解消されましたピカピカ


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