2009年06月23日

日曜エキストラ

日曜はオットと映画のエキストラに出動。

作品は
「レオニー」(松井久子監督)
彫刻家イサム・ノグチの母親であるアメリカ人女性、レオニー・ギルモアが主人公です。

今回の撮影シーンは明治時代の設定なので、
港の群集、つまり私たちエキストラのほとんどが着物です。

女性は髪を結ったりカツラを付けたりしています。
カツラは町娘さんや「婿殿!」って言いそうなオババさま風などいろいろ。
しかも宴会の余興で被るような簡単なものではなく、

生え際を残して他の髪を小分けにしてまとめる。
   ↓
生え際はカツラになじむようにホットカーラーで巻いておく。
   ↓
小分けにした髪にネットをかぶせる
   ↓
その上にカツラを装着
   ↓
生え際の髪とカツラとをなじませる

という本格的なもので、
髪の長い人はきれいに結ってもらってました。
茶髪の場合は黒いスプレーもして即席黒髪の完成です。
私はカツラのほうで、後ろから見たら高島礼子みたいなのにしてくれました(振り向いちゃダメ(笑汗))。
男性はちょっと整える程度ですが
スタッフの人たちはこの作業を200人を超える人たちにするんだから、
想像しただけで気が遠くなります。
そこまで監督を駆り立てたレオニー・ギルモア、恐るべし。

さて、撮影は
どの映画でもスタッフや監督は分刻みなのに対し、
エキストラはほとんどが待ち時間。
わかっちゃいるけど今回は初めての着物だったのでかなりハードでした。

あくびや深呼吸ができないぐらい着物がキツい
下駄の鼻緒が擦れて痛い
お手洗いが近くなるといけないので水分控えめのうえに
晴れたり雨が降ったりで蒸し暑い。
眠気と疲労で目が二重になりながら朦朧としておりましたガーン

しかし!
最後の最後に中村獅童さんを発見オドロキ

私「オットさん!後ろ!後ろ!」(小声で)
オット「お!」

中村獅童さんはとても雰囲気のある(某業界風に言うところの「オーラが強い」)俳優さんですね。
意外にも(?)お肌つるつる。
1メートルちょいぐらいの距離を通り過ぎていきました。

近ーいピカピカワーイピカピカ

テンション急上昇アップ。ほんとうに単純な性格だと思います。

【記念品】
日曜エキストラロゴ入り保冷トートです。
ひき肉とかアイスを買ったときはいつも、
こんなの欲しいなーと思ってましたニコニコ



【ロケ弁】
日曜エキストラボリューム満点でっす汗


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空振り
ヒコーキだ!
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この記事へのコメント
キキ さま

エキストラ、お疲れ様でした。

本当にありがとうございました。

主役だけでは映画になりません。
Posted by 自由席 at 2009年06月23日 12:14
エキストラって、面白そうだけど、大変そうですね!

でも、話しの種が出来て、記念品いただいて、いい体験になったんじゃないですか?

一度、体験してみたいな…。
Posted by 闇の福音 at 2009年06月23日 17:03
>自由席さま

こちらこそお世話になり、ありがとうございました。
現場にいて、監督をはじめ多くの方の作品に対する思い入れを感じました。
「レオニー」はきっと素敵な作品になると思います。
完成を楽しみにしています。

>闇の福音さん

エキストラ、大変ですが面白いですよ。
映画やドラマの製作の現場に触れられるという
珍しい体験ができたり、俳優さんを間近で見られたりします(←ミーハー)。
香川フィルムコミッション(http://www.21kagawa.com/kfc/)の
エキストラにエントリーしておくと
県内で撮影がある際(年に数回)には募集のお知らせが届きます。
試合のない週末や、シーズンオフなどにいかがでしょう(^o^)。
Posted by キキ at 2009年06月24日 05:41
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